2018年の本格的な女優デビュー以来、行平あい佳が歩んできた道のりは、まさに挑戦と進化の連続でした。その足跡を象徴的な作品群とともに振り返ります。
転機となったのは2018年、映画『私の奴隷になりなさい第2章 ご主人様と呼ばせてください』での映画初主演でした。官能的かつハードな世界観の中で、大胆な濡れ場や感情の極限状態を全身全霊で演じ切り、映画界に強烈なインパクトを残しました。この時期に発表された写真集でも、鍛え上げられた肢体とともに表現者としての覚悟を露わにし、コアな映画ファンを唸らせました。
その後、映画『愛なのに』(城定秀夫監督)や『窓辺にて』(今泉力哉監督)など、日本映画界を牽引する名匠たちの作品に次々と起用されます。そして2026年の映画『サバカン SABAKAN』では、1980年代の長崎を舞台に市井の人々の営みを温かく演じ、作品の情感を大きく底上げしました。
さらに、阪元裕吾監督による大ヒットアクション映画『ベイビーわるきゅーれ』シリーズや、その世界観を拡張した連続ドラマ『ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!』では、殺し屋協会の受付や関係者といった癖のあるキャラクターをコミカルかつリアルに好演。アクションとシュールな会話劇が交錯する同作において、作品のリアリティを繋ぎ止める絶妙なアンカー役を果たしています。