稲荷山公園駅が全国的なニュースとして最も大きく取り上げられる瞬間が、毎年11月上旬に開催される「入間基地航空祭」です。この日ばかりは普段の穏やかな駅の表情が一変し、駅構内および周辺道路は凄まじい熱気に包まれます。
入間基地航空祭の混雑真相と臨時改札の仕組みを知ることは、イベント来場者のみならず日常の住民にとっても極めて重要です。航空祭当日、西武鉄道は基地敷地へ直接アクセスできる臨時改札口をフル稼働させ、下りホームからそのまま基地内部へと観客を誘導します。しかし、航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」の展示飛行が終了する14時以降、帰宅の波が一気にホームへと押し寄せ、駅前広場から改札通過までに1時間以上を要する入場規制が敷かれるのが恒例です。
こうした混乱を避けるための稲荷山公園駅の混雑回避ルートと理由として、現地を知る来訪者の間では「隣駅への徒歩移動」が定石となっています。稲荷山公園駅から入間市駅までは徒歩約15分〜20分、狭山市駅(西武新宿線)へも徒歩約25分ほどで移動可能です。少し歩くだけで入場規制のストレスから解放され、始発列車や座席確保の確率が大幅に向上します。
また、基地内の激しい混雑に飛び込まずに飛行を鑑賞したい層の間では、ブルーインパルス観覧の穴場スポットの需要が高まっています。稲荷山公園の高台エリアや、入間川沿いの河川敷緑地(彩の森入間公園方面や富士見公園周辺)は、頭上をダイナミックに旋回する機体を広々とした視界で捉えることができる絶好のロケーションとして定評があります。