現在、通りを席巻しているのは日本と韓国のクリエイターが手を組んだ越境コラボレーションだ。これまでの「買い付け」や「輸入」といった一方通行の関係ではない。ソウル発の気鋭グラフィックブランドが堀江の老舗テーラーに別注をかけたり、大阪のスケーターブランドが江南のクリエイティブ集団と共同でポップアップを展開するケースが日常茶飯事となっている。
オンラインで何でも買える時代だからこそ、ここでしか手に入らない実物の持つ手触りが重視される。毎週土曜日の朝、路地裏のシャッターが開く瞬間の独特の緊張感。それはSNSのタイムライン上では決して味わえない、フィジカルな現場特有の高揚感そのものだ。