バラエティ番組で見せる鋭利なツッコミとは対照的に、SNSやストリートスナップで見せる加納の私服センスは、女性層を中心に大きな支持を集めています。「かわいい」「おしゃれ」と評される彼女の着こなしは、トレンドをそのまま追従するスタイルではありません。古着を取り入れたメンズライクなシルエットや、機能性とカルチャー感を兼ね備えたドメスティックブランドを巧みにミックスさせています。
愛用が目撃されているブランドには、BEAMSのメンズラインやNeedles(ニードルズ)のトラックパンツ、さらにはストリート感のあるスニーカーやキャップなど、カルチャーに精通したセレクトが並びます。華美に着飾るのではなく、オーバーサイズのシャツやスウェットをサラリと着こなす姿は、まさに等身大のアイコンです。
従来のテレビ業界における女性芸人は、「外見を自虐する」「過剰に着飾ってイジられる」という役割を暗黙のうちに強いられてきました。しかし加納は、自らの外見を無理に卑下することも、過度にフェミニンに寄せることもしません。自分の好きな服を自分で選び、自分の足で立つ。その媚びない美学が、ファッション感度の高い若者層やサブカルチャー好きの心に強く突き刺さっています。