脱色クリームを髪に使う危険性とは?ブリーチとの違いと正しい選び方

脱色クリームを髪に使う危険性とは?ブリーチとの違いと正しい選び方

脱色クリームを髪に使う危険性とは?ブリーチとの違いと正しい選び方について徹底解説いたします。詳細な分析をチェックしてください。

「脱色クリーム」と「ヘアブリーチ」は、どちらもメラニン色素を分解して毛の色を明るくする薬剤ですが、その脱色力・成分構成・使用目的には決定的な違いが存在します。それぞれの特性を理解することが、セルフ脱色で失敗しない第一歩となります。

ドラッグストア市販ブリーチ剤(頭髪用)の多くは、第1剤のアルカリ剤・過硫酸塩(過硫酸アンモニウムなど)と、第2剤の過酸化水素水を混合して使用します。この「過硫酸塩」が強力な酸化助剤として働くことで、毛髪内部のコルテックス深くまで浸透し、頑固な黒髪のメラニン色素をしっかり分解してイエロー系までトーンを押し上げます。

一方、体用の脱色クリームには過硫酸塩が含まれていないものが多く、過酸化水素水と穏やかなアルカリ剤のみで構成されています。肌への配慮からpHも頭髪用とは異なり、髪のキューティクルを適度に開いて内部を均一に明るくする力はありません。眉毛脱色クリームの髪用代用が推奨されないのも、脱色スピードが遅すぎて髪表面を傷めるだけで、狙ったトーンまで均一に抜けないためです。

佐々木 一輝
著者

佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。