沖縄・大海原中学校の3年生として初登場した綱海条介は、初対面の円堂守たちを一瞬で包み込む強烈な包容力を持っていました。サーフィンに命を懸け、愛用のボード「273(ツナミ)」とともに荒波を越えてきた経験から培われた体幹と動体視力は、競技の枠を軽々と飛び越えます。エイリア学園編という重苦しい空気の中、彼の底抜けの快活さは雷門イレブンにとって最大の救いとなりました。
公式記録やイレブンライセンス等の設定資料によると、誕生日は7月3日、ポジションはディフェンダー(DF)、背番号は大海原中およびイナズマジャパン共通で「4番」です。一般的なサッカーの常識に縛られないプレイスタイルは、後方からの攻撃参加を得意とする超攻撃的リベロの先駆けとなりました。
特に立向居勇気との関係性は、作品屈指の名エピソードとして語り継がれています。円堂の背中を追うあまり自信を失いかけていた立向居に対し、「綱海に~に」として真正面から寄り添い、新必殺技「ムゲン・ザ・ハンド」完成の決定的なトリガーとなったのは綱海の熱い鼓舞でした。上下関係を超えた精神的支柱としての立ち振る舞いは、今見返しても色あせない魅力に満ちています。