2005年9月に最初の試験放鳥(5羽)が行われてから歳月が流れ、現在では野外で生息するコウノトリの数は全国で400羽以上にまで拡大しています。放鳥された鳥たちは豊岡の空だけでなく、日本各地へと飛来・定着し、各地の野外巣塔でヒナの誕生が相次いでいます。
兵庫県立コウノトリの郷公園は、現在も種の保存と遺伝的多様性を維持するための研究・繁殖拠点として中核を担っています。園内では野生個体群のモニタリングや傷病個体の保護・治療、さらには次世代へ命をつなぐ繁殖プログラムが日々続けられています。
近年では、日本国内にとどまらず海外の野生復帰プロジェクトとも連携を深めており、環境再生モデルの先進地として国際的な視察や学術研究の舞台としても高く評価されています。