白バスとは?違法理由と緑ナンバーとの違い・事故リスクを徹底解説

白バスとは?違法理由と緑ナンバーとの違い・事故リスクを徹底解説

白バスとは?違法理由と緑ナンバーとの違い・事故リスクを徹底解説の真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉でまとめました。

「たとえ違法な白バスであっても、事故が起きたら自動車保険で治療費は出るはずだ」と誤解している利用者が大半を占めます。しかし、この認識は決定的な間違いです。

一般の自家用自動車保険(任意保険)には、約款上「有償で人または貨物を運送している間の事故」について保険金を支払わないとする免責条項が明記されています。自家用車としての登録で契約していながら、実態として金銭を受け取って旅客運行を行っていた場合、保険契約の告知義務違反や危険増加に該当し、保険会社は対人賠償や搭乗者傷害保険の支払いを法的に拒否できます。

法的な強制加入である自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)からは、死亡時で最高3,000万円、後遺障害で最高4,000万円を上限として支払われる余地があるものの、重度障害を負った場合に必要な数億円規模の介護費用や逸失利益には遠く及びません。不足分は運転手や運行を手配した個人・団体へ直接請求するしかありませんが、違法営業を行うブローカー組織に十分な賠償資力があるはずもなく、事実上の自己破産によって被害者が泣き寝入りを強いられる結末が待ち受けています。

SNSやネット掲示板上でも、次のような深刻な体験談や不安の声が散見されます。

「スキー場への格安ツアーバスをネット予約したら、当日現れたのは傷だらけの白ナンバーのマイクロバスだった。運転手は高速道路の分岐を間違え続け、夜間もウトウトしていて生きた心地がしなかった」
「旅行会社の名前が車体に一切なく、領収書も手書きの『雑費』名義。後から知人に『あれは完全に白バスだ』と言われ、事故に遭わなかったのは単なる幸運だったと知ってゾッとした」

目先の数千円から数万円の安さと引き換えにするには、支払う代償があまりにも大きすぎます。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。