アインというキャラクターの魅力を語る上で欠かせないのが、数々の印象的な名言と、アニメ版で声を担当した故・山口健さんの圧巻の演技力です。
戦闘時やピンチの際に口にする「やるじゃない…」というセリフは、相手への敬意と不屈の闘志が混ざり合ったアインの代名詞となりました。また、重傷を負いながら仲間の女性に投げかけた「ね…ねえちゃん、キスしてくれ…」という言葉も、死の恐怖を隠して軽口を叩く彼なりのダンディズムが凝縮されています。
1987年放送のアニメ『北斗の拳2』第122話「幻の総督ジャコウを撃て!」前後における山口健さんの叫びは、喉を焼き切るかのような熱量を放ち、当時の視聴者に鮮烈なトラウマと感動を残しました。2000年代以降の劇場版・ゲーム作品等では中井和哉さんらが役を引き継いでいますが、往年のファンコミュニティやSNS上では「アインの声は山口健さん以外に考えられない」という声が今なお根強く支持されています。