とりわけ Pairs などに代表されるマッチングアプリ業界の台頭は、人と人との出会いのハードルを劇的に下げた反面、相手を使い捨ての消費対象とみなす過激な個人を一定数生み出してしまう副作用をもたらした。当初の甘い言葉とは裏腹に、目的を達した瞬間にアカウントごと削除して姿を消す手口が定番化している。
心理的な側面において、メンタリストDaiGo 氏は以前から「自己中心的な利己主義と罪悪感の欠如が、他者を自己の欲望成就の道具として扱う行動につながる」と警鐘を鳴らしてきた。また、実業家の ひろゆき 氏も独特の切り口で「倫理観に期待する方が間違いであり、騙される構造そのものを物理的に排除すべきだ」と指摘するように、相手の善意に依存した防衛策は無力に等しい。