観光パンフレットの軽装な写真に惑わされてサンダルやスカートで訪れると、現場で痛い目を見ることになります。河内の風穴をストレスなく踏破するための装備ルールは以下の3点に集約されます。
まず靴の選定は最重要課題です。洞窟内は地下水が常に染み出しており、岩盤の上は泥と湿気で極度に滑りやすくなっています。溝がしっかり残ったトレッキングシューズ、もしくはグリップ力の高いスニーカーが必須です。厚底スニーカー、ヒール、レザーソール、クロックスなどの樹脂製サンダルは転倒リスクが跳ね上がるため推奨できません。
次にウェアです。夏場でも外気温との差が20℃以上生じるため、Tシャツの上にさっと羽織れるマウンテンパーカーや撥水性ウインドブレーカーを必ず持参してください。屈みながら歩く狭小通路では、天井の岩肌から泥水が滴り落ちてくるため、白系統の衣服や高価なブランド服は避けるのが無難です。また、天井高が極端に低い入口付近(約1メートル)で頭上を守るため、ツバ付きのキャップやニット帽を着用するだけで頭部打撲のダメージを大幅に軽減できます。
両手を完全にフリーにするため、バッグはリュックサックか斜め掛けのボディバッグを選び、スマートフォンを落下させないようネックストラップを装着しておくと撮影時も安全です。