当時の出版業界において、『DEATH NOTE』が与えたインパクトは革命的だった。少年誌の枠組みを遥かに超えたダークファンタジーとしての重厚さ、そして緻密なサスペンス要素は、後続のマンガ作品に多大な影響を与えた。その成功の陰には、死神界やキャラクターたちに設定された細やかな裏設定が存在する。
レムのビジュアルデザインについて、小畑健はリュークの黒や禍々しさとは対照的に、白を基調とした骨やメディカルな造形を取り入れたことを明かしている。また、死神界におけるレムの知力や格付けは非常に高く、冷静沈着な判断力を有していた。だからこそ、彼女が理性を捨て、感情によって自らを破滅へと導いた落差がいっそう際立つこととなったのだ。