猫間障子の由来と雪見障子の違い!仕組みや張り替え・修理相場まで解説

猫間障子の由来と雪見障子の違い!仕組みや張り替え・修理相場まで解説

猫間障子の由来と雪見障子の違い!仕組みや張り替え・修理相場まで解説の要点を詳しく解説してご紹介します。

「小障子やガラスがあるため、自分で障子紙を張り替えるのは難しそう」と敬遠されがちですが、基本構造とコツさえ掴めばDIYでも十分に美しく張り替えることが可能です。作業の成否を分けるポイントは、「小障子を外すこと」と「霧吹きのタイミング」です。

1. 小障子とガラスの取り外し手順

作業を始める前に、本体から小障子を取り外します。多くの猫間障子では、小障子を上にグッと持ち上げ、下のレールから手前に引き抜く「持ち出し方式」で簡単に外せます。もし外れにくい場合は、溝にゴミが詰まっていないか確認し、無理な力を加えないよう慎重に扱ってください。

押さえ縁タイプのガラスを外す場合は、裏側の細い木枠を固定している小釘を専用の釘抜きやマイナスドライバーで丁寧に取り外します。ガラスを外さずに張り替えることも可能ですが、枠との境界にマスキングテープを貼って作業すると、障子糊がガラスに付着するのを防げます。

2. 古い障子紙の剥がし方

ハケやスポンジに水を含ませ、組子の裏側から古い障子紙にたっぷりと水を吸わせます。5〜10分ほど放置して糊がしっかりふやけたら、端からゆっくりと剥がしていきます。桟(さん)に残った糊や紙の繊維は濡れ雑巾で完全に拭き取り、陰干しで木枠を完全に乾燥させることが、次の障子紙をたるみなく密着させる必須条件です。

3. 障子紙の貼り方とプロの仕上げテクニック

糊は刷毛を使って桟の中央から外側に向かって均一に薄く塗布します。障子紙を上部から転がすように広げ、中心から外側へ空気を押し出すように軽く押さえていきます。

余分な紙をカッターで切り落とす際は、必ず鋭利な替刃を使い、定規をしっかり当てて一気に引くのが毛羽立ちを防ぐコツです。糊が完全に乾いた段階で、全体へ均等に細かな霧吹きを施すと、紙が縮む張力(テンション)によって太鼓のようにピンと張った美しい仕上がりが完成します。

高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。