京都を訪れる旅行者が最初に突き当たる壁、それが「市内交通の大渋滞」だ。特に清水寺や祇園を目指す観光客で溢れかえる京都駅前のバス乗り場は、連日長蛇の列をなしている。だが、賢明なトラベラーはバスを待たない。京都駅八条口や烏丸口から塩小路通を東へ真っ直ぐ歩くだけで、あっけなく鴨川に突き当たり、七条エリアへ到達できるからだ。
徒歩で約10〜12分。タクシーを拾おうと30分並ぶくらいなら、歩いた方が遥かに早い。しかも途中の高瀬川沿いにはレトロな喫茶店やモダンなベーカリーが点在しており、移動自体が心地よい散策へと変わる。「バスに乗るより歩いた方がストレスゼロで京都の空気を感じられる」と、リピーターたちが声を揃える理由がここにある。