インパクト抜群のネーミングの背景には、過酷な環境で生まれたリアルなエピソードが存在します。このレシピの発祥は南極地域観測隊の越冬隊で調理を担当していた渡貫淳子氏が、隊員たちの夜食として考案した賄い飯でした。
厳しい寒さの中で体力を消耗する隊員たちにとって、手軽にエネルギーを補給できる夜食は大人気となりました。しかし、あまりの美味しさに深夜にもかかわらず何個も平らげてしまい、「これはカロリーが高すぎて太ってしまう、悪魔のようだ」と隊員たちの間で恐れられたことが悪魔のおにぎりという名前の由来です。
その後、テレビ番組で「悪魔のご飯」として紹介されたことをきっかけに、クックパッドなどのレシピサイトで爆発的に拡散。その熱狂に目をつけたローソンが商品化を行い、発売からわずか1年足らずでシリーズ累計数千万個を売り上げる異例のメガヒット商品へと登り詰めました。