赤黒いトゲ毛虫は無毒?ツマグロヒョウモン幼虫の真相と対処法の疑問点について、専門知識を取りまとめてご紹介します。
庭で見かける毛虫をいたずらに恐れる必要はありませんが、本物の有毒種との識別は極めて重要です。庭木や花壇で混同されやすい代表的な毛虫とツマグロヒョウモンの特徴を整理しました。
昆虫名外見の特徴・主な発生場所毒性の有無と被害レベル編集部の見解・対処基準ツマグロヒョウモン(幼虫)黒地に背面の赤橙色ライン、枝分かれした黒いトゲ。パンジー、ビオラ、野生スミレに発生。毒性なし(完全無害)
触れても刺創・毒被害ゼロ。人体への危険性はないが、草花への食害が激しいため園芸上の観点から個体数を管理。チャドクガ(幼虫)黄褐色に黒斑、細かな毛が密集。ツバキ、サザンカ、チャノキなどツバキ科の樹木。猛烈な毒針毛あり
激しいかゆみと発疹が数週間続く。死骸や抜け殻でも危険。最重要警戒害虫。風上から専用スプレーを散布し、絶対に素手や衣服を接触させない。イラガ類(幼虫)鮮やかな黄緑色のウミウシ型、先端にトゲの束。カキ、サクラ、モミジなど落葉広葉樹。激痛を伴う刺棘あり
「電気虫」と呼ばれ、触れた瞬間に電撃のような激痛。枝ごと切り落とすか薬剤散布。刺された場合はセロハンテープでトゲを除去し水冷。モンシロチョウ(幼虫)緑色でトゲはなく細かい毛のみ(アオムシ)。キャベツ、ブロッコリーなどアブラナ科。毒性なし(完全無害)
触れても全く問題ない。家庭菜園では防虫ネットによる産卵阻止が基本。観察対象としては極めて安全。