マコーレー・カルキンを取り巻く『ホーム・アローン』の共演者たちもまた、それぞれに豊かなキャリアと人生を歩んでいます。映画のファンであれば押さえておきたい主要キャストたちの現在を紹介します。
母ケイト役:キャサリン・オハラ
映画史に残る「KEVIN!」の絶叫でおなじみの母親を演じたキャサリン・オハラは、その後も名優として第一線で活躍を続けています。カナダの国民的コメディドラマ『シッツ・クリーク』ではエミー賞主演女優賞を受賞。カルキンのハリウッド殿堂入り式典で見せた温かな母の眼差しは、30年の時を経ても色褪せない二人の固い信頼関係を物語っていました。
泥棒ハリー役:ジョー・ペシ
小柄で怒りっぽい泥棒のリーダーを怪演したジョー・ペシは、名匠マーティン・スコセッシ監督作品の常連としてアカデミー賞助演男優賞を受賞した大物俳優です。一時は映画界から距離を置いていましたが、映画『アイリッシュマン』(2019年)で圧巻の演技を披露し、アカデミー賞助演男優賞に再びノミネートされるなど、映画界の至宝として君臨しています。
泥棒マーヴ役:ダニエル・スターン
背が高くドジな泥棒マーヴを演じたダニエル・スターンは、現在も俳優活動を継続する傍ら、彫刻家・アーティストとしても高い評価を獲得しています。近年では人気ドラマシリーズへの出演や、自身のキャリアを振り返る回想録の執筆など、多彩な才能を発揮して精力的な活動を続けています。
父ピーター役:ジョン・ハード
穏やかな父親役を演じた名脇役ジョン・ハードは、『ソプラノズ 哀愁のマフィア』や『プリズン・ブレイク』など数々の名作ドラマで重厚な演技を見せましたが、2017年7月に71歳で惜しまれつつこの世を去りました。彼の遺した温かな父親像は、今も作品の中で生き続けています。