現金書留で香典だけを送り届けるのは、受取人に対してぶっきらぼうで冷たい印象を与えてしまいます。必ず一筆箋や便箋でお悔やみの手紙(添え状)を同封するのが大人のマナーです。
手紙を書く際は、以下の3つの注意点を守りましょう。
1. 時候の挨拶は省く:頭語(拝啓など)や前置きは不要。「この度はご愁傷さまでございます」など本題から書き始めます。
2. 忌み言葉を避ける:「重ね重ね」「再三」「度々」などの重ね言葉や、「死ぬ」「苦しむ」などの直接的な不吉言葉は厳禁です。
3. 参列できない理由を簡潔に述べる:「やむを得ない事情により」「遠方のため」など手短に理由を伝え、お悔やみの言葉とお香典同封の旨を添えます。
【文例:一般的なお悔やみ状・添え状】
「〇〇様のご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申し上げます。
本来であれば直ちに駆けつけ、最後のお別れを申し上げるべきところ、やむを得ぬ事情によりご葬儀に参列できず、大変申し訳ございません。
心ばかりではございますが、ご霊前にお供えいただきたく、同封の通りお香典を同封いたしました。
どうかご家族の皆様におかれましては、お体を大切にお過ごしくださいますよう心よりお祈り申し上げます。」
親しい間柄であれば、一筆箋に「突然の知らせに驚いております。略儀ながら書中にて心よりご冥福をお祈り申し上げます。お身体を崩されませんようご自愛ください」といった簡潔なメッセージを添えるだけでも、十分に温かい弔意が伝わります。