「空中に直接描くのは難しそう」と気後れする必要はない。プロレベルの仕上がりを目指す際、最も重要なコツは「いきなり空中に描かないこと」にある。まずはパーツごとに平面で描き出し、それらを熱したペン先で「溶接」するように結合していくのが基本のテクニックだ。
プロのクリエイターは、面を埋める際にペン先を均一な速度で細かくジグザグに動かし、隙間のない密度の高い面を作る。さらに、はんだごてや専用のアタッチメントを使って表面の凹凸を撫で滑らかに整えることで、プラスチック特有の積層線を消し去り、重厚感のある彫刻のような質感を創出しているのだ。