全国に数ある寿司チェーンの中でも、沼津魚がし鮨グループが放つ存在感は異色を放っています。その最大の源泉は、沼津港の競り権を保持している点にあります。早朝に水揚げされた駿河湾の鮮魚が、中間マージンを挟むことなくスピーディーに各店舗へ配送されるため、鮮度落ちの早いアジや生しらす、生桜えびといった名物を驚くほどの鮮度で提供可能です。
「流れ鮨 伊豆の国大仁店」において来店客の目を引くのが、シャリから大きくはみ出す肉厚なネタの数々です。一般的な回転寿司チェーンのネタ重量が1貫あたり12〜15g程度であるのに対し、同店の握りは平均25〜35g規模のデカネタ。マグロの中トロや一本穴子、旬の近海魚が皿一面を覆い尽くすビジュアルは、一度体験すると強烈な記憶として残ります。
注文システムには、同グループが業界に先駆けて実用化した「流れ鮨」方式を採用。各席に設置されたタッチパネルから好みの皿を注文すると、調理場から客席前の専用レーンを通じて、出来立ての寿司が直接シューターで届きます。長時間レーン上を回ることによる乾燥や衛生面の懸念を排除し、職人が握りたての温度感と香りを保ったまま口へ運べる設計が、ファミリー層からシニア層まで幅広い信頼を勝ち得ています。