望月理恵アナが築き上げた実績は、民放の情報番組史においても特筆すべき大記録です。歴代の男性総合司会が羽鳥慎一アナ、藤井貴彦アナ、辻岡義堂アナ、梅澤廉アナと4代にわたって交代する間、女性司会者としてのポジションを一手に支え続けました。番組の屋台骨としていかに異例の存在であったかは、客観的なデータからも一目瞭然です。
歴代女性司会者の歴史を振り返ると、番組黎明期を支えた大神いずみ元アナや大東めぐみ、今野まゆみ、佐藤良子アナなど錚々たる顔ぶれが並びますが、その任期は2年から3年程度が通例でした。その中で望月理恵アナが17年半にわたって支持され続けた背景には、誰に対しても壁を作らないフラットな相槌と、視聴者の目覚めに寄り添う穏やかな空気感があったことは間違いありません。
特に2015年から6年間にわたりタッグを組んだ辻岡義堂アナウンサーとの掛け合いは、視聴者から「まるで姉弟のような絶妙な間合い」と絶賛されました。汗っかきで情熱的な辻岡アナの暴走を、モッチーが優しいツッコミと軽妙なユーモアで受け止める構図は、番組の黄金期を象徴する名シーンとして語り継がれています。