初夏の訪れを告げる奇祭「くらやみ祭」の期間中、境内は特別な熱気に包まれる。5月上旬の例大祭に合わせて授与される限定御朱印は、神輿の渡御や大太鼓の勇壮な響きを写し取ったかのような迫力ある意匠が特徴だ。祭事期間中は授与時間が特別体制へと移行するため、事前の日程確認が必須となる。
7月20日に斎行される「すもも祭」も見逃せない。源頼義・義家父子が奥州平定の途上で大國魂神社に立ち寄り、すももを供えた故事に由来するこの祭りでは、厄除けの「からす扇」「からす団扇」とともに、限定の御朱印や特別仕様の御朱印帳を求める長蛇の列ができる。季節の節目にしか出合えない貴重な証だ。