日本ボディビル・フィットネス連盟(JBBF)の表彰台に立つトップコンペティターたちは、最後の1レップからさらに筋肉を追い込むための特殊なテクニックを駆使している。その代表格が、限界に達した直後に重量を20〜30%落としてインターバルなしで継続する「ドロップセット」や、ネガティブ局面だけを耐え抜く「フォーストレップ」だ。
これらのテクニックは筋細胞内の代謝ストレスを極限まで高め、筋肥大シグナルを強力に発火させる。ただし、多用しすぎると中枢神経系の疲労を招き回復を遅らせる要因にもなる。毎回のセットで行うのではなく、トレーニングの最終セットにのみ取り入れるのが、限界を突破し続けるためのプロの計算だ。