現在でも昭和のテレビアーカイブ番組などで当時の映像が流れると、視聴者から「今の若手俳優顔負けの男前」「目鼻立ちがくっきりしていて洗練されている」と感嘆の声が上がります。
若い頃の栗原玲児氏は、彫りの深い端正な顔立ちと引き締まった長身スタイルが際立ち、まさに都会派紳士の象徴のような存在でした。当時としては珍しかったトラッドなアイビースタイルや仕立ての良いスーツを完璧に着こなし、胸元のアスコットタイやポケットチーフといった小物使いに至るまで、抜群のファッションセンスを披露していました。
単に容姿が整っていただけでなく、知的な眼光と落ち着いたバリトンボイス、どこか飄々とした大人の色気が同居しており、お茶の間の主婦層から若い女性まで熱烈な支持を集めたのも必然だったといえます。