首のパキッ音は脳卒中リスク?最新医学が明かす鳴らし癖の真実

首のパキッ音は脳卒中リスク?最新医学が明かす鳴らし癖の真実

首のパキッ音は脳卒中リスク?最新医学が明かす鳴らし癖の真実の真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。

首を急激に曲げたときに響く独特な音の正体について、多くの人が「骨と骨が擦れ合っている音」だと誤解している。しかし、主な原因は骨そのものではない。頸椎をはじめとする関節内部を満たす潤滑油のような組織液(滑液)の中で、圧力の変化によって生じるガス気泡が弾ける音だ。

このメカニズムは医学的に「クラッキング現象」と呼ばれる。関節を無理に引っぱったり捻ったりすると、関節包内の圧力が急激に低下する。すると液中に溶け込んでいた炭酸ガスなどが気体となり、関節内気泡が形成される。その気泡が一瞬で崩壊・破裂する際に生じる衝撃波こそが、あの甲高い音の真相なのだ。

音が出た直後は関節内の圧力が一時的に抜けるため、軽快感やコリが取れたような錯覚を覚える。しかし、急激な圧力変化と衝撃波は、関節包や周囲の軟部組織、そして何より繊細な頸椎の軟骨を少しずつ摩耗させていく。

小林 直樹
著者

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。