労働安全衛生法に基づく登録教習機関の統計データを分析すると、車両系建設機械運転技能講習の合格率と難易度は、全体平均で98%〜99%前後を推移しています。国家資格試験の中でも極めて高い合格率を誇るため、難易度自体は「講習を真面目に受講していれば極めて易しい」と評価されます。
しかし、この数字を「無条件で全員がもらえる資格」と曲解するのは危険です。不合格となる1〜2%の内訳を検証すると、学力不足ではなく「安全規範の軽視」や「重大な操作ミス」に集中している実態が浮き彫りになります。講習は運転免許試験のような選抜試験ではなく、安全作業基準を満たしているかを判定する「足切り型の絶対評価」で行われるため、教官の指示を逸脱した瞬間に減点が積み重なり不合格判定が下されます。