バドミントンコートの広さ徹底解剖!単複の違いと公式規格の真相

バドミントンコートの広さ徹底解剖!単複の違いと公式規格の真相

バドミントンコートの広さ徹底解剖!単複の違いと公式規格の真相に関する専門家の意見を分かりやすく解説いたします。

日常の練習や地域大会で頻発する誤審・勘違いの多くは、ラインの厚み解釈や即席テープ貼りの手順ミスから発生しています。ネット上でも散見される代表的な盲点を整理します。

最大の誤解は、「シャトルのどこがラインに触れればインなのか」という判定基準です。結論から言えば、シャトルのコルク台が40mm幅のラインにわずか1ミリでも重なっていれば「イン」です。バドミントンにおいてラインは「コートの外枠」ではなく「コートの面積そのもの」としてカウントされます。完全にラインの外側の床にコルクが落ちない限り、判定は覆りません。羽根の先端だけがライン上にかかっていても、接地したコルクが完全に外側であればアウトですが、目視でミリ単位の境界を見極めるのは熟練の線審でも至難の技です。

もう一つの落とし穴が、体育館の空きフロアや屋外スペースにビニールテープ等を用いて自作コートを引く際の「外寸・内寸の測り間違い」です。40mmのライン幅があるため、メジャーで計測する際に「線の内側から内側」を13.40mにしてしまうと、ラインの太さ2本分(80mm)コート全体が長くなってしまいます。公式ルールでは「すべての寸法は、ラインの外縁から外縁まで」を測定することになっています(中央のショートサービスライン等、ネットを中心とする振り分け線を除く)。

さらに、メジャーを引っ張りながらテープを床に貼る際、直角の狂いによって長方形が平行四辺形に歪むトラブルも頻発します。これを防ぐプロの現場の鉄則が、「対角線の検算(ピタゴラスの定理)」です。ダブルス外枠の角から対角の角までの距離は14.723m、シングルス外枠の対角線は14.366mとなります。縦・横の長さだけでなく対角線の長さを合わせることで、歪みのない完璧な直角コートを再現することが可能です。

井上 凛
著者

井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。