大月みやこさんの本名は脇田節子(わきた せつこ)さん、出身地は大阪府八尾市(旧・中河内郡)です。幼少期から歌の才能を発揮し、1964年に『母恋三味線』で鮮烈なデビューを果たしました。
華々しいスタートを切ったかに見えましたが、その後の道程は決して平坦ではありませんでした。ヒット曲に恵まれない下積み時代がおよそ20年近く続きます。しかし、地道な全国巡演で歌唱力を磨き続けた結果、1983年に発表した『女の港』が大ロングセラーを記録。一躍トップ歌手としての地位を確立しました。
さらに1992年には、珠玉の名曲『白い海峡』で「第34回日本レコード大賞」の最高栄誉である大賞を受賞。哀愁漂う大人の情念を見事に歌い上げ、名実ともに昭和から平成を代表する歌姫として歌謡史にその名を刻みました。