「新型ノア ヴォクシー どっちが人気なのか」という疑問について、自販連(日本自動車販売協会連合会)の新車販売統計やディーラー現場の受注データを分析すると、興味深い傾向が浮かび上がります。
販売台数の総数では、法人需要やエントリーグレードを持つノアが僅差で上回る月が多いものの、個人ユースの上位グレード(S-Z)に限ればヴォクシーが極めて高い人気を維持しています。販売現場の営業担当者は次のように証言します。
「商談に来られるファミリー層のうち、奥様主導の場合は落ち着きのあるノアが選ばれやすく、ご主人主導や小学生以上のお子様がいるご家庭では圧倒的にヴォクシーが支持される傾向があります」(首都圏トヨタ販売店営業担当)
ヴォクシー ノア 乗り心地 評判についても、実際のオーナーコミュニティやSNS上で詳細な検証が行われています。両車ともに第2世代TNGAの恩恵により、先代80系と比べてボディ剛性が劇的に向上し、カーブでの不快なロールや突き上げ感が大幅に低減されました。
ただし、乗り味の印象を左右するのは車種の違いではなく「装着タイヤサイズ」です。上位グレードの「S-Z」に標準装備される17インチタイヤ(205/55R17)は、高速域での直進安定性に優れる半面、荒れた路面ではやや硬めのフィードバックを拾います。一方、中間グレード「S-G」や標準系「G」に装着される16インチタイヤ(205/60R16)は、当たりがマイルドで市街地でのしなやかさが際立ちます。「乗り心地を最優先したい」と考えるなら、車種名よりもグレード選びが決定打となります。