ネット上のQ&AサイトやSNSでは、「いとこなら親しいし、きれいめのセットアップで十分」「写真映えする明るいベージュドレスで華を添えよう」といった自己流の解釈が散見されます。しかし、ブライダルの現場で実際に起きた冷や汗もののトラブル事例を検証すると、親族特有のNGパターンが浮き彫りになります。以下に挙げる結婚式 親族 服装 NG例には細心の注意を払ってください。
1. 写真撮影で「白」に見えるニュアンスカラードレス
女性の服装で最も忌避されるのが、白系統のドレスです。問題なのは、肉眼では「薄いベージュ」や「ごく淡いシルバーグレー」「ペールイエロー」に見えていても、会場のスポットライトやカメラのフラッシュを浴びると写真上では真っ白に発色してしまうケースです。親族集合写真に花嫁以外の「白く写るドレスの女性」が写り込むのは、親族間でも後々まで語り継がれる致命的な失態になります。
2. 全身黒づくめの「喪服化」と黒ストッキングの誤用
「控えめが美徳だから」と黒のワンピースを選んだ結果、羽織りものやバッグまで黒で統一し、足元に黒ストッキングを合わせてしまうパターンです。これは完全に「不祝儀(お葬式)」の装いであり、結婚式では縁起が悪いとして最大のタブーとされます。黒ドレスを着用する場合は、羽織りものやバッグにシャンパンゴールドやシルバーを取り入れ、必ずベージュのストッキングを着用して華やぎを演出してください。
3. 生殺与奪を想起させるアニマル柄・毛皮・革製品
秋冬のウェディングで着用したくなるファーボレロやファー付きショール、クロコダイルやパイソン柄のクラッチバッグはNGです。仏教的な「殺生」を想起させるため、古くから冠婚葬祭の場では厳格に避けられてきました。親族席には年配の参列者も多いため、フェイクファーであっても着用は避けるのが賢明です。
4. 過度なカジュアル素材(綿・麻・ニット・デニム)
アットホーム婚やレストランウェディングであっても、親族が綿(コットン)素材のシャツやリネンワンピース、ニットジャケットを着用するのは避けるべきです。親族は「招く側の顔」として、会場のカジュアル度合いに関わらず、光沢感やハリのあるフォーマル生地(シルク、サテン、タフタ、上質ウール)を身につけることが礼儀とされます。