大学の価値を測る際、就職情報誌などが発表する「有名企業400社就職率」の数字だけで大学を切り捨てるのは致命的な誤りです。関東学院大学の真の強みは、数字の表面には現れにくい「実業・専門職分野における分厚い信頼」にあります。
その筆頭が、旧制専門学校時代から培われてきた建築・土木・工学分野の伝統です。建築・環境学部および理工学部土木学系は、神奈川県内や首都圏のインフラ・建設業界において圧倒的なプレゼンスを誇り、大林組、鹿島建設、大成建設、清水建設といったスーパーゼネコンから地域中核の老舗ゼネコンまで、数多くのOBが現場監督や設計士として活躍しています。「関東学院の土木・建築なら採用したい」と名指しで求人を寄せる企業は枚挙にいとまがありません。
さらに見逃せないのが、警察官・消防官・教員などの公務員採用実績です。同校は公務員試験対策講座を学内に安価で整備しており、神奈川県警察や横浜市消防局をはじめとする治安職・公安職の採用者数において、全国でも上位クラスの常連です。公務員試験には学歴フィルターが一切存在しないため、大学の手厚い筆記・面接サポートを活用して現役合格を果たす学生が毎年多数生まれています。
また、小泉進次郎氏を筆頭に、政界や神奈川県内の経済同友会、商工会議所には同校出身の経営者や後継者が数多く存在します。「小泉氏の母校」という看板は、一般的な就活生にとっては賛否両論のネタに見えるかもしれませんが、地元・神奈川のビジネスコミュニティにおいては、むしろ親近感や結束力を生む強力な共通言語として機能しているのです。