結論から明かすと、一反(いったん)は正確に300坪です。日本の伝統的な面積単位である尺貫法において、基本単位である「歩(ぶ)」または「坪(つぼ)」の300倍に相当します。
メートル法に置き換えると、1坪は約3.30578平方メートルであるため、一反平米換算は「約991.74㎡」となります。ほぼ1,000㎡弱であり、公認陸上トラックの内側にすっぽり収まるほどの広大さです。アール(a)に換算すれば約9.92アール(一般的には約10アール)、ヘクタール(ha)なら約0.1ヘクタールに該当します。
室内の感覚で捉えるために畳数へ換算すると、さらにその広大さが際立ちます。一般的な江戸間(1畳=1.548㎡)で計算した場合、一反は約640畳に達します。標準的な中京間や京間(1畳=1.824㎡)で換算しても約544畳から600畳前後という桁外れの数字になります。一般的な4人家族向け3LDKマンション(専有面積約75㎡)であれば、実に13戸分が丸ごと収まる計算です。
屋外の施設と比較すると、そのスケール感がより鮮明になります。一反歩の広さ例えとして最もわかりやすいのが学校の25mプールです。コース幅にもよりますが、標準的な25mプール(幅約13m、面積約325㎡)のおよそ3杯分に匹敵します。また、プロ公式戦を行うテニスコート(約260㎡)なら約3.8面分、バスケットボールコート(約420㎡)であれば2面以上が悠々と入る広さです。