世良公則の家族を巡るリサーチでは、息子の存在とともに「子供がいないのではないか」という正反対の説も頻繁に囁かれます。なぜ、同一人物に対してこれほど矛盾する情報が併存するのでしょうか。その背景には、世良公則の結婚の馴れ初めと、徹底した情報統制があります。
世良公則が結婚したのは、ツイストが『あんたのバラード』『宿無し』『銃爪(ひきがね)』などの大ヒットを連発し、日本中を熱狂の渦に巻き込んでいた真っ只中の1980年でした。お相手は、彼の出身地である広島県福山市の高校時代から交際を続けていた同級生の一般人女性です。下積み時代の極貧生活を精神的にも支え続けた女性であり、世良は人気絶頂期に迷うことなく籍を入れました。この事実だけでも、彼がいかに硬派で誠実な人生観を持っているかが窺えます。
妻の顔画像についても、週刊誌の直撃取材やテレビ出演は一切なく、完全な非公開となっています。また、子供についても長男「大吾」氏のほかに長女「明音(あかね)」さんがいると関係者の間では語られていますが、世良自身が音楽番組やインタビューで家庭生活をネタにすることは皆無でした。「ステージを降りてもロッカーであり続けたい」「幸せなマイホームパパの姿を見せるのはファンへの裏切りである」というプロ意識から私生活を徹底的に隠した結果、世間の一部に「そもそも子供がいないのではないか」という錯覚を生み出したのです。