Q1:専願入試と単願入試はまったく同じ意味ですか?
A1:実質的な拘束力(合格したら必ず進学する義務)は同じです。地域的な呼び分けが大きく、関東圏の高校受験では「単願」、関西圏をはじめとする西日本や全国の大学入試では「専願」という表記が広く定着しています。
Q2:専願入試で合格したあと、別の学校の合格発表を見てから進学先を決めることはできますか?
A2:一切できません。専願入試は他校を辞退することを前提に選考上の優遇措置を受けているため、合格発表の時点でその学校への進学が義務付けられます。他校の入試を受けたり、結果を待ってから選択することは明白な規律違反となります。
Q3:私立高校の専願入試に落ちる確率はどれくらいありますか?
A3:中学校と私立高校の間で実施される「入試相談」において基準をクリアしている場合、合格率は95%を超え、落ちる確率は極めて低いです。ただし、白紙答案や極端な点数不足、面接での反社会的・反抗的態度などがある場合は不合格となります。また、事前相談のない難関校では普通に不合格者が出ます。
Q4:大学の総合型選抜で「専願」と書かれていない出願枠は、併願しても良いですか?
A4:募集要項の出願資格に「合格した場合、本学への入学を確約できる者」という記載がなければ、原則として他大学との併願が可能です。ただし、大学によって「国公立との併願のみ認める」「他大学との併願自由」など条件が細かく規定されているため、必ず最新の募集要項で出願資格の文言を確認してください。
Q5:専願で合格した私立高校の手続きを辞退した場合、公立高校の一般入試は受けられますか?
A5:制度上、公立高校の出願自体は法的に可能ですが、中学校の進路指導方針として調査書(内申書)の発行を拒絶されたり、私立高校側からの猛烈な抗議により中学校全体にペナルティが課されたりするため、現実的には中学校長が受験を許可しません。絶対に行ってはならない行為です。