日本相撲協会の業務執行を担う最高意思決定機関が「理事会」です。理事長を筆頭に、事業部長、巡業部長、広報部長、審判部長といった要職に就く親方衆が、大相撲の興行運営や巡業の実施、コンプライアンス管理を一手に担っています。
テレビ中継で最も目にする機会が多いのが、土俵下の東西南北と正面・向正面に座る審判部の親方陣です。微妙な判定の際に行われる「物言い」の協議で、毅然とした態度でマイクを握り、場内アナウンスで説明を行う審判長や幹事の姿は本場所の名物のひとつ。元横綱や元大関の親方が審判員として鋭い眼光を土俵に注ぐ姿は、勝負の厳しさを物語っています。
さらに、NHKの相撲中継で解説を担当する親方たちの分かりやすく軽妙な語り口も、新規ファンの獲得に大きく貢献しています。公式YouTubeやSNSでの広報活動に積極的に登場する親方も増えており、親方衆の親しみやすいキャラクターが相撲界全体のイメージ刷新につながっています。