相撲協会のトップはどのように選ばれ、どれほどの待遇を受けているのでしょうか。公益法人化された現在、理事長の選出プロセスと役員組織は厳格に規定されています。
現在、日本相撲協会の理事長選出方法は、まず約100名の親方(年寄名跡保持者)による投票で「理事(外部有識者を含む10名以上15名以内)」を選出します。その後、選ばれた理事たちによる互選(理事会での話し合いまたは投票)によって理事長が決定される仕組みです。理事長の任期は1期2年で、再任に対する明確な上限規定はありません。
年収面について公表資料や関係者への取材を総合すると、理事長の役員報酬は年額でおよそ2,500万円から3,000万円前後とみられています。プロスポーツ団体のトップとしては突出して高額ではないものの、部屋持ち親方としての指導普及手当や関連収入を含め、角界最高位としての名誉と責任に見合う待遇が設計されています。