ネット上で流れる情報のうち、もっとも誤解を生みやすいのが「イオンシネマは安くない」という声だ。たしかに一般料金は全国平均とほぼ同水準だが、実際には毎月1日の「映画サービスデー」や、イオンマークのカード提示による割引、シネマポイント制度を組み合わせることで、一般的なシネコンより安く観られる余地は大きい。
もう一つの盲点は、レイトショーの定義だ。宇多津イオンシネマでは、20時以降に開始する回をレイトショー扱いとし、一般1,300円(2026年8月現在)で鑑賞できる。これは駐車場の空きやすさと相まって、実は大人が最も快適に映画を楽しめる時間帯でもある。子連れ客が少なく、静かな環境で作品に集中したい人にとっては、通常回より優先度が高い選択肢となる。
また、香川県内の他映画館との比較で言えば、宇多津イオンシネマは「IMAX上映がある」という一点で、高松市内の映画館とも明確に差別化されている。高松から電車と徒歩で約30分かけて来る観客がいるのも、このIMAX目的であるケースが大半だ。映画館としての総合力では、まさに香川県を代表する存在と言える。