上天草市大矢野町江樋戸の港湾部から出航する湯島連絡船「菊盛丸(きくもりまる)」は、周囲約4kmの離島・湯島と九州本土を結ぶ大動脈です。猫島としてメディアで広く取り上げられる湯島へ渡るための唯一の公共交通機関であり、地元住民の生活航路としても極めて重要な役割を担っています。
江樋戸港と湯島港を結ぶ定期便は、通年で1日5往復のダイヤが組まれています。江樋戸港発の標準的な出航時刻は8:15、10:00、12:00、14:00、16:00となっており、所要時間は約25分〜30分です。ただし、気象海象の急変による波浪注意報発令時や定期点検時には運休や時刻変更が生じるため、当日の気象状況と運航案内への目配りが欠かせません。
旅客運賃は片道で大人600円(中学生以上)、小人300円(小学生)と極めてリーズナブルに設定されています。乗船券は港の待合スペース付近や船内精算となっており、電子決済ではなく現金決済が基本となる点には注意が必要です。島内での滞在時間を逆算し、最終便(湯島発15:00または17:00など季節・便次による)を逃さないスケジュール設計が求められます。