メイクアップのトレンドも、この骨格のパラダイムシフトを色濃く反映しています。
数年前まで、頬骨が出ていることを気にする人たちのメイクといえば、「いかに影を入れて引っ込めるか」というカモフラージュ技術が主流でした。しかし、現在のトレンドはその真逆です。頬骨の最も高い位置に艶やかな光を乗せ、あえてその高さを強調する「ストロボメイク」や「ボーンライトメイク」が主流となっています。
チークの入れ方も変わりました。頬の中央に丸く入れる可愛らしいスタイルから、頬骨のラインに沿ってこめかみへと引き上げるように入れるシャープなスタイルへ。これにより、顔全体のリフトアップ効果が得られるだけでなく、横顔の立体感が劇的に際立つようになります。コンプレックスを隠すためのメイクは終わり、骨格という個性を最大の武器にする時代が到来したのです。