数字に色が見えるのは病気?天才の脳「共感覚」の真相と簡単セルフ診断

数字に色が見えるのは病気?天才の脳「共感覚」の真相と簡単セルフ診断

数字に色が見えるのは病気?天才の脳「共感覚」の真相と簡単セルフ診断とはどのようなものなのか? 詳しい意味を丁寧に紐解いて紹介します。

共感覚には、数字や文字に色がつく「色字共感覚」以外にも実に多様なバリエーションが存在します。エディンバラ大学をはじめとする国際研究機関の統計データを基に、主な共感覚の種類と特徴を比較整理しました。

共感覚の種類出現割合(推計)具体的な知覚現象編集部の見解・実用性評価色字共感覚
(Grapheme-Color)全人口の約1.0〜2.0%数字、漢字、アルファベットを見ると特定の色が重なって知覚される。暗記力や数字の照合に絶大な強みを発揮。最も認知度が高く研究が進む領域。色聴(音視共感覚)
(Chromesthesia)全人口の約0.5〜1.0%特定の音階、楽器の音色、話し声を聞くと空間に光や色が広がる。作曲家やミュージシャンに多く見られ、楽曲の構成や音作りに直接活かされる。空間配列共感覚
(Spatial Sequence)全人口の約2.0〜4.0%年表、月日、数字の並びが頭の周囲の特定の位置や立体軌道として見える。スケジュール管理や長期記憶が極めて優れる。本人が無自覚なケースも多い。味覚・触覚共感覚
(Lexical-Gustatory等)全人口の0.2%未満特定の言葉を発したり聞いたりすると、口の中に特定の味が広がる。極めて希少。日常的な会話で不快な味を感じるなど生活上のストレス要因にも。

総じて、何らかの共感覚を保持している人は全人類の約4%(約25人に1人)に達すると見積もられています。決して天文学的な確率の珍現象ではなく、学校の1クラスに1人は存在する身近な知覚特性です。

山崎 陸
著者

山崎 陸

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