名阪国道で事故が多発する理由とは?魔のΩカーブと最新渋滞・規制情報

名阪国道で事故が多発する理由とは?魔のΩカーブと最新渋滞・規制情報

名阪国道で事故が多発する理由とは?魔のΩカーブと最新渋滞・規制情報の真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉でまとめました。

ドライバーの間で最も警戒されているのが、奈良県側の福住IC〜天理東IC間に位置する「Ω(オメガ)カーブ」です。上空から見るとギリシャ文字の「Ω」のような形状を描くこの区間は、半径150mという高速走行路としては異例の急カーブが連続します。

さらに危険度を跳ね上げているのが、標高差約400mを一気に駆け下りる最大6%の連続急勾配です。下り坂(奈良・大阪方面)では無意識のうちに車速が加速し、フットブレーキを多用することでブレーキが効かなくなる「フェード現象」や「ベーパーロック現象」が発生しやすくなります。重い荷物を積んだ大型トラックが制御不能に陥り、側壁に激突したり横転したりする事案は後を絶ちません。

雨天時は路面に水膜ができるハイドロプレーニング現象やスリップが多発し、冬場には山間部特有の路面凍結(ブラックアイスバーン)がドライバーを襲います。天理ダム周辺の濃霧による視界不良も重なり、わずかな運転操作の誤りが連鎖衝突へと発展する過酷な環境が揃っています。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。