「朝起きたら喉がイガイガし、熱っぽさがある」――このありふれた体調不良から始まる点は、風邪も新型肺炎も変わりません。しかし、新型肺炎 風邪との違いを決定づけるのは、発病後のタイムラインと症状の波及速度です。日本感染症学会の診療指針や臨床現場の追跡調査によれば、通常の風邪は発症から2〜3日目をピークに自然軽快へ向かうのに対し、新型肺炎は発熱 咳 呼吸器症状の経過が特異な二相性を示す傾向が確認されています。
初期の1〜3日目は咽頭痛、微熱、倦怠感といった上気道症状が主徴ですが、注意すべきは発症から5〜7日目前後です。この時期に熱が再上昇したり、乾いた咳が止まらなくなったり、階段の上り下りで胸に圧迫感を覚えたりする場合、ウイルスが肺胞領域まで侵入して間質性肺炎を引き起こしている疑いがあります。自己判断で市販の総合感冒薬を飲み続けて様子を見過ごすと、不可逆的な肺機能低下を招く恐れがあります。まずは自身の状態を冷静に把握するため、以下の新型肺炎 初期症状 チェックリストを確認してください。
【初期兆候セルフチェック】
・37.5度前後の発熱または平熱より高い微熱が3日以上継続している
・痰を伴わない乾いた咳(空咳)が断続的に続く
・全身に鉛が入ったような強い倦怠感があり、日常の家事がこなせない
・においや味の感じ方に明らかな違和感がある(嗅覚・味覚異常)
・会話中や軽い歩行時に息が切れ、胸の中心部に重苦しさを感じる