「バック駐車中はどこを見ればいいのか」という視線の配分も、多くの初心者がつまずくポイントです。安全かつ正確に駐車を行うための理想的な視線比率は、「サイドミラー6割、ルームミラーおよび目視2割、バックモニター2割」と意識してください。
正確な車庫入れの土台となるのがサイドミラーの合わせ方です。普段の運転位置よりも少し下向きに調整し、ミラーの視界下部に「自車のリヤドアノブと路面の白線」が同時に映る角度にしておくと、車体と白線の間隔が劇的に把握しやすくなります。左右のサイドミラーを交互にチェックしながら、車体が枠に対して平行になっているかを確認します。
近年の車両に標準装備されているバックモニターは非常に便利ですが、画面ばかり注視するのは危険です。モニターは死角にある障害物や後方直下の確認には優れているものの、距離感や車体の傾きを掴むにはサイドミラーの情報が最も正確です。画面はあくまで補助として使い、基本は左右のサイドミラーを活用して左右感覚を掴むことが上達の近道となります。