本作の真骨頂は、武器を持たないエルマーが日用品の組み合わせと心理作戦で危機を突破していく痛快なプロセスです。エルマーがリュックサックに詰めていた道具と、それぞれの活用法を整理しました。
・チューインガム(トラ):むしゃむしゃと食べるのが好きな2頭のトラに対し、「噛み続けると甘くて緑色になる」とガムを渡し、噛むことに夢中にさせてやり過ごす。
・ライオンのくしとブラシ、リボン(ライオン):たてがみがトゲだらけで苛立っていた百獣の王に身だしなみを提案。三つ編みにしてピンクのリボンを結ばせ、自惚れている隙に突破。
・虫メガネとちいさな磁石(サイ):自らの角が黒ずんでいることを気に病むサイに、「角を磨くための道具」として手渡し、熱中させる。
・歯ブラシとチューブ入り歯磨き(ゴリラ):背中のノミに悩む巨大なゴリラに対し、周囲にいたお猿たちへ毛づくろいと歯磨き大会を指示して攪乱。
・輪ゴムと棒付きキャンディー(ワニ):川を渡るため、整列させたワニの尻尾にキャンディーを結びつけ、後ろのワニが前のキャンディーに夢中になっている背中を橋代わりにして渡りきる。