どれほど優れた豆を手に入れても、淹れ方を誤れば覚醒効果も美味しさも半減してしまう。ワールド・バリスタ・チャンピオンのジェームズ・ホフマンは、抽出温度と挽き目のバランスこそが成分のポテンシャルを引き出す鍵だと指摘する。
カフェインやポリフェノールなどの有効成分を効率よく抽出するには、92度から96度のやや高めの湯温が理想的とされる。細挽きにしすぎると過剰な雑味が出て胃に負担をかけるため、中細挽きで短時間に均一な抽出を行うのがコツだ。淹れたての新鮮な一杯は、濁りのないクリアな覚醒感をもたらしてくれる。