かぎ針編みの挫折を防ぐ!鎖編み最初の壁を突破するプロの裏技

かぎ針編みの挫折を防ぐ!鎖編み最初の壁を突破するプロの裏技

かぎ針編みの挫折を防ぐ!鎖編み最初の壁を突破するプロの裏技に関する深掘り解説を丁寧に解説いたします。

なぜ作り目の段階で、目がまるで縄のようにカチカチに固くなってしまうのか。その最大の理由は、糸を引く強さとかぎ針の軸の太さを活かし切れていない点にある。

多くの初心者は、糸がフックから抜けないようにと無意識に糸を強く引っ張りすぎてしまう。しかし、かぎ針の構造を観察してほしい。先端のフックから根元に向かって軸が少し太くなっているはずだ。編み目の大きさは、フックではなくこの「軸の太さ(シャフト部分)」で決まる。糸を引き抜く際、シャフトの太い部分までしっかりとループを押し広げずに次の作業へ進むと、目はどんどん収縮し、次の段で針が通らなくなる負のループに陥る。

さらに重要なのが、編み地の高さを作る「立ち上がり」の概念だ。例えば細編みなら鎖1目、長編みなら鎖3目といった具合に、次の段に移るための高さを最初に確保しなければならない。この立ち上がりの鎖目が小さく縮んでいると、全体の端が引きつれ、作品全体が歪む原因となる。作り目を編む段階では、自分が思っている以上にループをふんわりと余裕を持って引き出す意識が必要不可欠だ。

小林 直樹
著者

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。