ポニーキャニオンによる映像作品化やコラボレーション企画の展開は、シュールギャグという繊細なジャンルをメジャーシーンへと押し上げる大きな原動力となった。静止画の持つ独特の間合いやシュールな空気感を、音響やアニメーション技術を用いて再構築する試みは、ファンにとっても新鮮な驚きとなった。
この成功はエンターテインメント業界全体にとっても大きな転換点であった。短尺コンテンツやSNS由来のIP(知的財産)が、大規模なビジネス展開へと接続できることを証明したからだ。音楽、映像、グッズ展開といった多面的なアプローチによって、作品は単なるギャグ漫画の域を超えた総合エンタメコンテンツへと進化を遂げた。