大きな地震が発生した直後、テレビのテロップやスマートフォンに流れる緊急地震速報や「震度速報」には、段階的な発表プロセスが存在します。報道各社の取材データおよび気象庁の運用基準によると、揺れが発生してから約1分半以内にまず「震度3以上が観測された地域」を示す震度速報が発表され、その数分後に震源地とマグニチュード、各地の詳細な震度を記した「震源・震度に関する情報」へとアップデートされます。
ここで重要なのは、速報段階の数値は暫定値であり、観測点の精査によってマグニチュード(地震そのものの規模)や最大震度が後から修正されるケースが珍しくないという点です。数字の細かな変動に惑わされることなく、まずは震度分布図リアルタイムで自身がいるエリアの揺れの強さを把握し、震源の深さが浅い(10km〜30km未満)直下型か、海底を震源とするプレート境界型かを確認することが初動判断の要となります。
特に海底を震源とするマグニチュード6.5以上の地震では、直後に津波警報注意報が発令される可能性が極めて高くなります。沿岸部や河口付近にいる場合は、テレビやラジオ、自治体の防災行政無線に耳を傾け、揺れの大きさに限らず直ちに高台や津波避難ビルへの避難を開始しなければなりません。