「履歴書は絶対に折ってはいけない」という言説と、「三つ折りで問題ない」という意見がネット上で対立し、読者を混乱させています。現場のリアルな選考基準を整理すると、応募する雇用形態や職種によって明確な境界線が存在します。
上記の通り、パートアルバイト履歴書三つ折りは現場で完全に許容されています。飲食店や小売店、小規模事業所の店長・採用担当者からは、「保管スペースが限られているため、角形2号の大きな封筒よりも長形3号の方がバインダーや引き出しに収めやすい」という本音も聞かれます。
一方で、新卒採用や中途の正社員採用においては、職務経歴書や推薦書などが複数枚に及ぶため、角形2号と長形3号封筒の違いを正しく認識し、「折らずに角形2号で送る」のが鉄則です。書類が4枚以上重なった状態で三つ折りにすると、紙の厚みで不自然な膨らみが生じ、折り目も綺麗に付きません。
また、絶対に注意したいのが履歴書三つ折り手渡しNG理由です。面接会場に直接持参して面接官に手渡しする場合、三つ折りにした長形3号封筒での提出は避けるのがマナーです。手渡しされた書類は、面接官がその場で封筒から出して机の上に広げながら質問を行います。三つ折りの折り癖がついた用紙は机の上で山型に浮き上がり、面接官が手で押さえながら読まなければならず、対話の集中を削いでしまうからです。手渡しの場合は、雇用形態に関わらず「角形2号封筒または無色透明のクリアファイルに挟んで持参する」のがスマートな振る舞いです。