単なるSFドラマの枠にとどまらない『インベージョン』の深い没入感は、忽那汐里が魅せた情念豊かな演技に負うところが大きい。宇宙規模の恐怖と直面しながらも、個人の愛と哀しみを探求し続けるミツキの姿は、エピソードを追うごとに強い共感を生み出した。
愛する存在を失う恐怖、言葉にできない孤独感。それらを表現するために配置された情熱的なシーンは、物語に説得力を与え、全世界のレビューサイトでも「シリーズ中最も胸を打つライン」として称賛を浴びた。彼女の繊細かつ大胆なアプローチは、作品全体の評価を一段上のステージへと押し上げたのだ。